「セニングカットによるボリュームUp Down」

(愛知県本部講師 浅井伴美先生)




平成二十一年度 第一回支部夜間講習が9月10日に愛知県本部講師 浅井伴美先生をお迎えして(有)夢工房HOMME(田口支部長宅)にて、
セニングカットを再認識してほしいと言う事で「セニングカットによるボリュームUp Down」と題して開催されました。

「セニングカットによるボリュームUp Down」

浅井先生は、冒頭に「いいシルエット! いいフォルム!」を気にしてカットしていると皆さんに伝えてから技術にはいりました。
まず、一人目のモデルさんの骨格や生え癖そして浮くとこや寝るとこを見て確認し、
バックには左に流れる癖がありそれをつむじ付近の浮く毛と分けてブロックし、先生の逆刃のセニングのレイヤーに切れる特徴をいかし、
左バックサイドを縦スライスぎみにとり櫛で毛を持ち上げながらセニングカットすることで流れがキャンセルされました。

「セニングカットによるボリュームUp Down」

次につむじ付近はつむじに向かって持ち上げてセニング!そうすることで毛がなじみました。
そぎも自然にまがる所で入れるからチクチクすることはないそうです。
サイドは刈り下げにし、ハチの部分はハイレイヤーでカット、それによりグッと引き締まりました。
トップは長めに残し、バンクはナナメぎみにカットしました。

「セニングカットによるボリュームUp Down」

他の部分のセニングも持ち上げたり流れに沿ったりといろんな技法を見せてもらいました。
二人目のモデルさんはくせ毛だったのでシェープを流れる方向ではなくおさまる方にとき
櫛で今までのように持ち上げてセニングしてくせ毛をおさまりがいいようにしました。
最後に先生はよく観察し、いるところといらないところを見極めてそれをいかしながら遊び感覚でカットしましょうと言うことで終了しました。






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