組合員月記(December)
旅のレポート
今年の愛知県の理容組合親睦旅行は石川県の和倉温泉まで行きます。
NHKの大河ドラマ 江?姫たちの戦国の「浅井・江のドラマ館」
やさしく しなやかに生きた 江姫の苦難の人生を紹介。
12月4日までの期間限定。
浅井三姉妹、お市の里 「浅井歴史民俗資料館」
姉川の合戦 (織田・徳川対浅井・浅倉)をパネルで紹介、山城で有名な小谷城がジオラマで再現されている。
七りん館では江戸後期の庄屋の建物が移築され、屋根は「よし葺き」です。
よし(葭)は、湖岸などに生えるあし(蘆)と、同じものです。
「あし」を、悪し(あし)に通じて縁起が悪いとのことで、「よし」(葭)と言い換えていると言います。
それに上層部に茶色の「よし」下層部に白い「麻柄」の2層構造になっています。
現代で言えばエコ住宅で麻柄の中空状態が煙を通し屋根を乾燥させ、防虫効果も高め、家の中の湿気を吸収し乾燥させ涼しく暮らせる工夫です。
もう一つ庄屋さんの家の玄関そばの障子の間に渡してあります。
この4本の竹は、簡単に外したり、はめたりすることが出来ます。
一見すると、犬が入ってこないようにとか、子どもが落ちないように使われていたものと考えていました。
これも、「番所」と一緒で、明確な庄屋屋敷特有の庄屋さんの在宅状況を示す表示設備だったといいます。
庄屋宅へはかなりの客があったものと思われ、その客に留守の程度を示す設備だというのです。
上から1本が外れていたら、何処か近くにいてすぐ帰ります。
上から2本目まで外れていたら、午前中くらいに帰ります。
上から3本目まで外れていたら、夕方までに帰ります。
全部、外してあったら、夜まで帰って来ません。
というサインだったといいます。
抜群のアイディアだと思います。
「浅井図書館」
正面の浅井家三姉妹とその母 市がモチーフのステンドグラス。
「和倉温泉」
あえの風は加賀屋グループなので本館加賀屋の3つもある大浴場も利用できました。
「ひがし茶屋街」
京都の置屋の花街を小さくした風情。
烏骨鶏かすてら、ふくさ餅、1800円もする黄金ぜんざい、金箔クリーム
皆さん凄い購買意欲です。
「兼六園」
園内に[宏大(こうだい)][幽邃(ゆうすい)][人力(じんりょく)][蒼古(そうこ)][水泉(すいせん)][眺望(ちょうぼう)]の六つのすばらしい景色が兼ね備わっていることから徳川吉宗の孫 松平定信からこの名をあたえられました。
今回の旅行は見学するところが多くて、調べるのが大変でしたが、支部の添乗員として貢献できたと自負してます。
さんぱつ TOKYO(村田)